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September, 2017

「こんにちは、APOLLO一級建築士事務所を主宰する黒崎敏です。2000年事務所設立以来、東京を拠点に130以上の建築をデザインしてきました。2007年より韓国ソウルに、2013年中国鄭州市サテライト拠点を置き、住宅や商業施設等、複数のプロジェクトが進行しています。今日は千葉と東京に完成した住宅プロジェクトを2つ紹介します。
 


ACRO



 
千葉県の新興住宅地の3方向を道路に囲われた敷地に建つ住宅。道路からの敷地高低差を利用しながら、室内からの北側に広がる眺望を獲得することが求められた。

スクエアな白いボリュームと片流れの黒いボリュームを組み合わせた端正かつ個性的なファサードを見る限り、建物は2階建てのようにも見えるが実際は平屋である。 ハイサイド窓からの降り注ぐ自然光が、ファミリールームの勾配天井に美しい陰影をつくり出し、大きな天井に浮遊感を与えている。低い天井のエントランスから、高い天井のファミリールームへと移るときに感じる独特のリズムにも、訪れるゲストはみな驚きを感じるだろう。

ファミリールームから連続するように設けられた三角形のテラスには室内と同じ磁器タイルを敷き詰め、フラットに連続させる。フルオープンの開口を設けることで、絶妙な中間領域をつくりだしながら、眼下に広がる周辺の景色を借景としたアウトドアライフを楽しむことができる。建主はこの場所で子供達とキャンプやBBQをしながらグランピング体験をするのが狙いだ。

崖地を利用して跳ね出す特徴的なテラスのフォルムが、正面だけではなくもうひとつのファサードをつくり出しており、シンプルな住宅の中に非日常的な開放感が生まれている。



 



Photos: Masao Nishikawa


 
 



SLIDE





東京東部の住宅地に建つ、夫婦が小さな子供と共に暮らす小住宅。ダークグレーのガルバリウム鋼板の外壁は昔からこの地にあるように周辺環境にしっとりと馴染んでいる。 敷地の向かいに小学校の校舎があるため、家族のプライバシーを守りながらも、可能な限り開放的に暮らす住宅が求められた。

一階に集約した寝室などのプライベートルームとは対照的に、2階のファミリールームは天井高を確保し、勾配天井にはウォールナットの無垢板を長手方向に張ることで奥行きを感じさせながらダイナミックに連続する空間が生まれている。

狭い間口の敷地を最大限に活かすべく、正面は全面開口としたが、ファサードには木製ルーバーを掛け、校舎や歩行者からの見上げの視線を遮りながらも、内部な採光や通風、視界を確保している。ファミリールームに設けた屋上アクセスのためのスチール階段は、昇降の用途に加え、高さのある空間のアクセントとなるオブジェとしても機能している。屋上の周囲は壁面を立ち上げ、コートハウスとすることでプライバシーを確保したアウトドアリビングやアウトドアダイニングとしても使用が可能であり、ハイサイト窓から降り注ぐ柔らかい光がファミリールームを常に明るく照らす。1階寝室横にはご主人の趣味であるDJブースを設けるなど、小住宅ながらも、家族が縦に移動しながら好きな居場所を見つけて寛ぐことができる仕掛けとした。そこには都市の小住宅ならではの自由な楽しみがあると言えるだろう。





Photos: Masao Nishikawa

 

 

APOLLO一級建築士事務所 / APOLLO architects & associates
www.kurosakisatoshi.com

 



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