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April, 2019

「こんにちは、APOLLO一級建築士事務所を主宰する黒崎敏です。2000年事務所設立以来、東京を拠点に170以上の建築をデザインしてきました。2007年より韓国ソウルに、2013年中国鄭州市サテライト拠点を置き、住宅や商業施設等、複数のプロジェクトが進行しています。今日は東京世田谷区に完成した住宅プロジェクトを紹介します。
 


SCOPE


 

緩やかな斜面地活かし、玄関とガレージを地下に配置することで容積緩和を利用でき、3層分の延床面積を確保しながら、地上階に親子各世帯の住戸を設置した完全分離型の二世帯住宅。

杉板型枠で表情を付けたRCの外壁と合わせたスチール製サッシは、ハーフミラーガラスによって周辺からのプライバシーを守りつつも、内部の開放性を保つ役割を担っている。二世帯の共用玄関ホールは、ビルトインガレージとガラス張りで隣接することで広がりを保ち、上部に設えたトップライトから降り注ぐ自然光によって、地下空間とは思えない柔らかな空気が充満している。

1階親世帯空間には、広い間口を活かした奥行きの深いバルコニーを設け、雨の影響を受けず、軒下空間ならではのアウトドアライフを堪能できる。シンプルな1LDKの空間は、夫婦二人のシニアライフには十分な広さで、隣家の松の木を借景にした内部はシックで落ち着いた空間に仕上がっている。

2階子世帯空間は、北側トップライトによる開放的で明るい専用玄関が特徴。親世帯と同様に間口を活かしたバルコニーを設けており、外部に設えたハーフミラーガラスの連続サッシによりペントハウスのような開放性が生まれ、軒下空間の親世帯とは対称的な印象に仕上がっている。 夕暮れ時には各世帯から放たれる照明が建物を美しく照らしあげ、同時に静かな街並みに彩りを与えている。





 



Photos: Masao Nishikawa
 
 

 

APOLLO一級建築士事務所 / APOLLO architects & associates
www.kurosakisatoshi.com

 



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