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November, 2015

「こんにちは、APOLLO一級建築士事務所を主宰する黒崎敏です。2000年事務所設立以来、東京を拠点に100以上の建築をデザインしてきました。2007年より韓国ソウルに、2013年中国鄭州市サテライト拠点を置き、住宅や商業施設等、複数のプロジェクトが進行しています。今日は東京に完成したプロジェクト2つを紹介します。 
 


TERMINAL



 
敷地周辺は東京屈指のエリアとして知られる港区青山。30代の建主夫妻は袋小路の奥に併用住宅を建設し、賃料収入を得ながらの生活を求めた。地下1階と1階の一部を賃貸オフィスとし、23階をオーナー住居とする計画だ。

あくまでオフィスとしてのシンプルなファサードを実現するため、北東側道路面には40ミリの杉板型枠RC打ち放しの壁面と、溶融亜鉛メッキリン酸処理のルーバー材とハーフミラーガラスを組み合わせることで洗練された印象とした。地下1階のオフィス部分にはドライエリアを介して北東側の拡散光が充満し、1階は大きな窓ガラスのある路面ギャラリーとして機能する。

住宅内部は折り返し階段が建物の中心を貫き、1階玄関から塔屋まで連続することで階段室を介した自然光が降り注ぐ。2階の主寝室や客室からは南側中庭のシンボルツリーが望め、都市に居ながら自然と触れ合うことが出来る。

3階の西側には天井の高いリビングキッチンと、東側にはダイニングを兼ねたライブラリーをワンルーム状に配置することで家族が互いに気配を感じつつリズミカルな生活が堪能できる。

中央階段に面して設けた構造壁により緩やかに分節された空間には回遊性が生まれ、適度な距離を持ちながら親密な関係性をつくりあげている。界隈を一望できる屋上にはウッドデッキを敷き詰め、アウトドアリビングとしてバーベキューなども楽しむことが可能だ。



 




Photos: Masao Nishikawa



 



ARK




敷地は東京の閑静な住宅街。共に大学で教鞭を執る御夫婦は、自邸を計画する際夫婦それぞれが独立した書斎を平等に持つことと、LDKのどこからでも外部を感じながら生活ができることを目指した。

道路側に大きくせり出した2階の箱型ボリュームは空中で前庭を囲むことで、リビングダイニングに併設した庭として機能。溶融亜鉛メッキリン酸亜鉛処理のルーバー面材があるため、前面道路からは内部の様子を伺い知ることは出来ない。

敷地奥の12階には夫婦の書斎ならびに各子供室を配し、細長い空間を生かした造作家具を壁側に設えることで、中庭に植えたシマトネリコを全室から眺めることが可能にした。各部屋には中庭からの柔らかい光が充満し、家族が互いの気配を感じ合いながら、勉強や仕事に集中できるのが特徴だ。

天井の高い2LDKには切妻屋根を架け、天井垂木をSPFダブルで現わすことで、大胆なリズムと繊細な陰影を同時につくりあげている。また、造作家具やキッチン、階段を両側に集約させ、あえてシンメトリーのプランにすることで、教会のような独特の格式性が生まれている。子供室からは屋上へアクセスが可能。ちなみに「ARK」という名称は「ノアの箱舟」のような形状から命名した。





Photos: Masao Nishikawa


 
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